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蔷薇の塔で眠る姫君 - Sound Horizon.mp3

蔷薇の塔で眠る姫君 - Sound Horizon.mp3
[00:01.270]傲慢(Hochmut)…… ...
[00:01.270]傲慢(Hochmut)…… 傲慢(Hochmut)……
[00:11.470]「呪いと祝いの境界。乙女が落ちた闇。深い微睡みの中。」
[00:27.950]「薔薇の塔。眠る姫君。
[00:30.530]君は何故、この境界を超えてしまったのか。 さぁ、唄ってごらん。」
[00:35.760]微睡みの森に踊る 百の孤独と
[00:43.870]月影に蝶は朽ちて 死の夢を見る
[00:51.960]【七の罪科(Siebt Schuld)】
[00:54.090]野ばらに抱かれて 眠る理由は
[01:16.750]水浴びた妃(はは)が聴いたのは 身籠もり告げし 蛙の声
[01:24.770]「お望みの御子が、一年経たずに、お生まれになるでしょう」 「まあ…!」
[01:32.840]歓びて王(ちち)が催したのは 姫(わたし)の誕生 祝う宴
[01:41.100]黄金の皿が 一枚足りずに 事件は起こってしまった……
[01:49.230]【七の罪科(Siebt Schuld)】
[01:51.250]恋も知らずに 死せる処女(おとめ)が
[01:57.330]【七の罪科(Siebt Schuld)】
[01:59.440]野ばらに抱かれて 眠る理由は
[02:07.150]「おーよくぞ参った」 「よく来てくれましたね。」
[02:09.090]「お招きいただき光栄ですわ陛下。姫様へのお祝いに美徳をお送り致しましょう」
[02:15.900]「私は美貌を!」 「それでは私は富を」 「では私は…」
[02:20.350]「あーらこれはこれは、皆様お揃いで。 今宵もご機嫌麗しいようで、結構ですこと。
[02:29.740]オッホッホッホ! 全く、いい面の皮だね!!」
[02:32.010]「失礼な!」
[02:32.830]「国中に散らばる、神通力を持つ賢女達を全て、招いておきながら…
[02:40.400]私だけ招かぬ傲慢なる王よ、祝いの宴席に呪いを添えてやろう!」
[02:48.540]「姫が抱く運命、僅か余命十五年。
[02:53.980]紡錘(つむ)にさされて、床に倒れて、死ぬがいい!」
[02:58.820]「いいえ―」
[02:59.420]「《十三人目の賢女(Alte Rose)》よ。不吉な言の葉。退けよう。
[03:04.830]百年。死んだと見せて、寝台の上、唯、眠るだけ!」
[03:09.960]「ならば、どちらの力が、
[03:11.550]上回っているか、
[03:12.910]嗚呼、流る時のみぞ識る……」
[03:17.460]「十五年後が楽しみだねぇ、Aprikose?」
[03:20.150]「うふふ、どうかしら?」
[03:21.370]「オッホッホッホッホッホッホ!」
[03:30.240]朝と夜は繰り返す。
[03:36.380]望もうとも、望まざろうとも。
[03:42.050]光陰は矢の如く過ぎ去り、大樹にも幾つかの年輪を刻む。
[03:47.490]齢十五の朝を迎えることとなった、そんな私が
[03:51.390]【七の罪科(Siebt Schuld)】
[03:53.340]野ばらに抱かれて 眠る理由は
[04:02.650]「ドキドキだ」
[04:04.650]燭台の揺れる焔 仄昏い闇を照らす 石壁の部屋を廻り 古い塔へ上がる
[04:24.780]狭い螺旋型(ねじ)の 階段を昇ると 部屋の中 独り 老婆が麻を紡いでいた
[04:41.010]「こんにちは、お婆さん。ここで何してるの?」
[04:47.210]「糸を取っておりますのじゃ」
[04:49.270]「じゃあ、それなぁに?面白そうに、ぐるぐる跳ね回っている物!?
[04:56.920]あっ!…なに…んん」
[05:00.770]「くひひひっ…」
[05:03.080]「なるほど、それで君は野ばらに抱かれた訳だね。
[05:07.480]目覚めへと至る、口づけが欲しいのかい? だが、残念ながら、私は君の王子様じゃない。
[05:15.730]さあ、もう暫し。運命の相手は、夢の世界で待つものさ」
[05:28.110]僕の理想の花嫁は 何処に居るのだろう?
[05:39.000]嗚呼 西も東も 北も南も 雨にも負けず 風にも負けず
[05:46.020]探したけれど 見つからないのさ……と思ってた矢先に
[05:53.510]素晴らしい 噂を聞いた
[05:56.930]~野ばらの生垣に 抱かれた白亜の城 ~
[06:06.580]空を望む薔薇の塔 眠る美しい姫君~
[06:15.130]嗚呼 唯 野ばら姫の伝説(いいつたえ)を 聞いただけで 運命 感じた
[06:25.810]彼女こそが きっと僕の 《捜し求めていた女性(Alice)》なのだろう
[06:32.430]ならば どんな困難も 乗り越えてみせよう!
[06:38.140]迷いの森の 霧が晴れてゆく
[06:44.680]僕を誘ってくれるのか?愛しい姫のもとへ
[06:51.900]棘の生垣が 口を開けてゆく
[06:57.610]僕を導いてくれるのか?愛しい彼女のもとへと
[07:07.500]燭台の揺れる焔、微睡んだ闇を照らす。
[07:14.100]石壁の部屋を飛ばし、古い塔へ上がる。
[07:19.550]狭い螺旋型(ねじ)の階段を上ると
[07:25.910]部屋の中、独り、乙女が横臥っていた……。
[07:33.010]「さぁ、姫よ。心の準備はよろしいかな?」
[07:36.360]「いただきます」
[07:36.690]「ん~んっ」
[07:37.090]「復讐劇の始まりだ!」
[07:39.080]予定調和な王子の接吻で姫が目覚めると、
[07:42.860]役割を終えた野ばらは、立ち所に立ち枯れて朽ち果て、
[07:46.630]長過ぎる午睡を貪っていた城の愉快な面々も、
[07:53.340]何事も無かったかのように、彼等の愉快な日常を再開した。
[07:58.160]【七の罪科(Siebt Schuld)】
[07:59.740]気高き王女を呪うなんて
[08:04.580]【七の罪科(Siebt Schuld)】
[08:06.160]傲慢なのはお前の方よ
[08:13.090]「誰ぞ!Alte Roseを捕らえよ!」 「「はっ!」」
[08:15.620]「もう二度とこの国の土を踏めぬものと思え!」
[08:17.840]「野ばら姫よ!忘れるな、置き土産にもう一つ呪いをくれてやろう!
[08:22.560]ふっはは…あーはっはっは!」
[08:27.650]「静まれ!」
[08:28.500]――そして彼女は、 生まれた姫を森に捨てることとなる……。
[08:42.780]「アレハ転ンデモ、タダジャ起キナイ女ネ」
[08:47.410]「ご婦人方の矜持を傷付けると、恐ろしいことになるんだね。」
[08:52.240]「アラァ、当然ヨ!」
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